ドイツの老舗ホルンメーカーD.オットー による205YBL "Weimar-Berlin"の出品です。定価　¥1,485,000使用期間は約2年です。楽器庫整理のため出品します。205はマウスパイプ以外全てイエローブラスで作られており、管体も大変薄く作られています。205の重量は2.3キロであり、シュミットのフルダブルホルンYBLの重量は2.2キロなので、ほとんど変わらず驚くほど軽量です。音色はオットー独自のまろやかで艶のある音色であり、楽器の軽さによる音色のドライさは感じられません。倍音豊かなしっとりとした音色です。ただし、管体が薄いこともあり、ベルを中心に小さな凹みがあります。楽器本体は写真の6〜8枚目に凹みがあります。6枚目は本当に小さな凹みがマウスパイプにあります。7枚目は左手の補強板(通常のニッケルではなくイエローブラス)に凹みがあります。8枚目はベル胴に2センチ程の浅い小さな凹みがあります。いずれも楽器店で簡単に修理できると思います。9枚目10枚目はベルですが、大変軽く薄く作られているので、何箇所か小さな凹みがあります。なお、ベルについてはラッカー剥がれはありません。浅い凹みなので、こちらも楽器店で簡単に修理できるレベルです。全体のラッカーは95%くらい残っており、殆ど剥がれはない状態です。ただし、オットー特有の黒いシミ等ありますので、その旨はご了承ください(ラッカーを剥がさない限り消えないものです)この個体は大変吹きやすく、上から下までしっかりと鳴らすことができました。楽に息が入り、高音域も大変楽に鳴らせました。音程も大変よく、ぶら下がる等気になる音はありませんでした。各抜差し管・各レバーは全て作動しますので、すぐに演奏可能です。ケースはCCシャイニーのベルカットセミハードケースが付属します。販売価格につきましては定価の55%オフの668,250円としたいところですが、上記の状態も考慮してさらに約7万円お値引きした598,000円とさせていただきました。お探しの方がいらっしゃれば、この機会によろしくお願いいたします。〈メーカーより〉Carl Geyerにヒントを得た抜差管もイエローブラスで製作されています。マウスパイプとベル銅部分は、支柱を使わず、直接接合などのこだわりにご注目ください。ホルン